• 過去の基礎コース

    2018年度

    ANTIQUE EDUCATION
    憧れのヨーロッパ・アンティーク 〜 アンティーク誕生の舞台裏 時代の芸術スタイルを深く理解する

    マリー・アントワネットの芸術的ライフ・スタイル〜インテリアからファッションまで

    講師:石澤季里

    マリー・アントワネットヴェルサイユ宮殿パリインテリア手仕事ファッションアール・ド・ヴィーヴィル貴婦人家具調度品18世紀ロココ様式ネオ・クラシシズム様式

    17世紀末から18世紀、ヨーロッパのすべての王室がヴェルサイユ宮殿を模倣としたその時代。フランス貴族の間には「人生そのものが芸術」とするアール・ド・ヴィーヴルの精神が誕生しました。王妃マリー・アントワネットは自らが芸術的人生を歩み、広告塔となってライフスタイルを彩るフランスの美しい手仕事をアピールしました。当時の貴婦人を熱狂させたアントワネット・スタイルのアンティークの魅力を紐解きます。テキストには、石澤季里の著書「フランスの手仕事、名品の物語〜マリー・アントワネットの愛した職人技」(大修館書店)を使います。

    contents
    • 王妃の寝室〜プティ・トリアノン。ロココ時代〜ネオ・クラシシズム様式のインテリアスタイルの移り変わりと家具・調度品の様式の変遷
    • 王妃の暮らしと「世界でひとつの手仕事のアンティーク」
    • 19世紀後半〜20世紀初頭 パリに開花したアントワネット・リヴァイヴァル様式
    種別

    ANTIQUE EDUCATION

     
    講座名 マリー・アントワネットの芸術的ライフ・スタイル〜インテリアからファッションまで
    講師 石澤季里
    日時 全3回 各回(水) 19時〜21時
      @4/11 A4/25 B5/9
    会場 ジェオグラフィカ3F ライブラリー教室アクセス
    受講料 全3回 15,000円
    ※欠席の場合は、収録DVDで各自学習ください。(1000円/1回)
      単発の受講料 6,000円
    ※連続受講前提の講座のため、各回の内容は講師の判断で前後します。連続受講への切替可。

    石澤季里(いしざわ きり)

    プティ・セナクル代表、ジャーナリスト 5年にわたるフランス生活でフレンチ・アンティークについて学び帰国。2000年からプティ・セナクル(旧アンティーク・エデュケーション)を開校。アンティークの鑑定および作られた時代背景を学び、優れた工芸品に触れる喜びと日常に取り入れる楽しさ、また、貴族やアッパークラスの生活を通してヨーロッパの生きた歴史文化に触れる場を提供している。著書に「パリ&パリから行くアンティーク・マーケット散歩」(CCCメディアハウス)ほか。
    石澤季里
    ANTIQUE EDUCATION

    インテリアに取り入れる価値あるアンティーク家具

    講師:黒瀧道信

    英国アンティーク家具ヴィクトリア朝ロンドンタウンハウスアッパーミドルクラス鑑定バナキュラースタイル折衷様式リヴァイヴァル様式

    ヴィクトリア女王の時代は、経済が活性化し、世界中に植民地を獲得した英国の黄金期です。アッパーミドルクラスが、ロンドンにタウンハウスを建て、貴族同様豪奢な生活を営んだこの時代の家具は日本家屋にも適したほどよい大きさのものが多いのが特徴です。しかしながら、きちんとした製作方法で作られた価値あるものと、大量生産の粗悪なものとが混在していて一際、見分けるのが難しいアンティークのひとつでもあるのです。 英国でアンティーク家具修復家の国家資格を習得した講師が、ヴィクトリア時代に誕生した様々な家具の種類とそこで使われている装飾スタイル、また、一品を見分ける鑑定方法、そして当時のインテリア・コーディネート術を参考に、アンティーク家具・調度品を現代生活にお洒落に活かす効果的な方法を教えます。

    種別

    ANTIQUE EDUCATION

     
    講座名 インテリアに取り入れる価値あるアンティーク家具
    講師 黒瀧道信
    日時 全2回 各回(金) 19時〜21時
      @5/18 A6/1→6/15 *日程変更
    会場 ジェオグラフィカ3F ライブラリー教室アクセス
    受講料 全2回 10,000円
    ※欠席の場合は、収録DVDで各自学習ください。(1000円/1回)
      単発の受講料 6,000円
    ※連続受講前提の講座のため、各回の内容は講師の判断で前後します。連続受講への切替可。

    黒瀧道信(くろたき みちのぶ)

    英国アンティークディーラー協会認定家具修復士。ノッティンガム州ベース・フォード・カレッジを皮切りに、7年に及ぶ英国留学、修行中にアンティーク家具の修復と保存技術を学び、木彫刻による特注家具製作を修練する。帰国後、2000年より横浜市青葉区に工房を構え、家具の修復、製作を手がける一方木彫刻教室を主宰する。近年では東京都庭園美術館の所蔵品調査、修復、復元などを手掛ける。専門は18世紀のヨーロッパ家具。http://www.kurotakimichinobu.com/
    黒瀧道信
    ANTIQUE EDUCATION
    憧れのヨーロッパ・アンティーク 〜 アンティーク誕生の舞台裏 時代の芸術スタイルを深く理解する

    芸術のマエストロを発掘・庇護した ルネサンス・メディチ家の「美の哲学」

    講師:中川真貴

    メディチ家ルネサンスイタリアフィレンツェローマフランス紀元前ギリシア・ローマネオ・クラシシズムバロックレオナルド・ダヴィンチミケランジェロラファエッロ芸術史ピッティ宮殿フォンテヌブロー城フランソワ1世ルイ14世カトリーヌ・ド・メディチマリー・ド・メディチ

    イタリア・フィレンツェから全ヨーロッパに広がった革新的な芸術と思想上の復興運動「ルネサンス」は、これまで否定されていた自然を正確かつ科学的に観察してそれを表現し、また古代ギリシア・ローマの古典芸術を探求し、融合させた芸術と言えます。

    世界の三大巨匠であるレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエッロ達の功績は、何世紀にも渡り、追随する芸術家達に多大なる影響を与え続けてきました。 そしてまた、欧州の王侯貴族、富裕層階級は「ルネサンス」芸術の立役者であるメディチ家を手本としました。フランス王、フランソワ1世は「ルネサンス」に憧れてマエストロたちを招聘し、宮殿をルネサンス様式に模様替えしました。フランス王ルイ14世は1663年に王立アカデミーを設立し、毎年優秀なる芸術家に「ローマ賞」の奨学金を与えてイタリアに数年間留学させることを始めました。 また、18世紀後半、全世界を網羅した新古典主義(ネオ・クラシシズム)は、ヨーロッパ人の「美」の原点であるギリシア、古代ローマ芸術と、それを模範にしたルネサンス様式のリヴァイヴァルです。

    人々を虜にした「ルネサンス」芸術とそこから誕生したアンティークを、メディチ家の美的な暮らしぶりとともに学びます。

    contents
    • ルネサンス・メディチ家の暮らし 憧れのピッティ宮殿
      -- メディチ家以前のイタリア中世の衣食住
      -- メディチ家に嫁入りした女性達の生活スタイル
      -- メディチ家を中心とした富裕貴族層の生活 ファッション、住居、建築から生まれたアンティーク
    • フランスに輿入れしたメディチ家の二人のプリンセス カトリーヌとマリーがフランスにもたらしたルネサンスの影響
      -- ロワール河川に点在するフレンチ・ルネサンス様式の城 その建築からマナーまで
      -- パリとパリ近郊の王家の城 フォンテンブロー城&リュクセンブルグ城
      -- 古代ギリシア・ローマ〜ルネサンス芸術〜ローマでリバイバルした新古典主義(ネオ・クラシシズズム)様式
    種別

    ANTIQUE EDUCATION

     
    講座名 芸術のマエストロを発掘・庇護した ルネサンス・メディチ家の「美の哲学」
    講師 中川真貴
    日時 全2回 各回(水) 19時〜21時
      @5/23 A6/6
    会場 ジェオグラフィカ3F ライブラリー教室アクセス
    受講料 全2回 10,000円
    ※欠席の場合は、収録DVDで各自学習ください。(1000円/1回)
      単発の受講料 6,000円
    ※連続受講前提の講座のため、各回の内容は講師の判断で前後します。連続受講への切替可。

    中川真貴(なかがわ まき)

    同志社大学卒、米国ミシガン大学、フィラデルフィア芸術学院卒。フィレンツェ、パラッツオ スピネッリ芸術学院にて西洋骨董研究科卒。オーストラリア大使館勤務などを経て、1993年からフィレンツェ在住。美術史や西洋骨董の研究、また通訳、コーディネーターとしてもイタリアだけでなく、各国で幅広く活動している。
    中川真貴
    ANTIQUE EDUCATION

    装いに活かす価値あるアンティークジュエリー

    講師:大野麻里

    ボタニカルジュエリーアンティークジュエリー鑑定コーディネート装いアルビオンアート美術品コーディネート

    アンティークジュエリーの魅力は、身につけて楽しむことのできる「価値ある美術品」であることです。 そんなアンティークジュエリーのなかから、女性をより美しく見せるアイテムをピックアップし美しいジュエリーをルーペで覗きながら時代ごとの様式や素材の違い選ぶ際の鑑定のポイント、体格や輪郭に準じた効果的なコーディネートなどを丁寧に教えます。

    種別

    ANTIQUE EDUCATION

     
    講座名 装いに活かす価値あるアンティークジュエリー
    講師 大野麻里
    日時 6/13(水) 18時半〜20時半
    会場 「アルビオンアート」赤坂・アーク森ビル イーストウイング13階  http://www.albionart.com
    受講料 6,000円

    大野麻里(おおの まり)

    アルビオンアート株式会社 統括営業部長/東京店長 米国宝石学会鑑定士(GIA,GG) 米国古美術鑑定士(A.A.A) 1997年より米国ニューヨークにて20世紀ジュエリーとデコラティブ・アートを専門とするPrimavera Galleryに3年間勤務。2002年よりアルビオンアート株式会社入社、現在に至る。
    大野麻里
    ANTIQUE EDUCATION
    憧れのヨーロッパ・アンティーク 〜 アンティーク誕生の舞台裏 時代の芸術スタイルを深く理解する

    『ダウントン・アビー』で学ぶ英国貴族の文化と歴史〜カントリー・ハウスのインテリアとその魅力

    講師:木本玲子

    カントリーハウスインテリア史ジョージアン様式バロック様式ミドルクラスの人々英国貴族邸宅エドワーディアン様式エドワード7世ジョージアン王朝18世紀第一次世界大戦

    本国の英国のみならず日本でも大ヒットしたドラマ『ダウントン・アビー』。 惜しくもドラマ・シリーズは終了してしまいましたが、近々撮影開始という映画の公開を心待ちにされている方も多いかと思います。

    人気の秘密は、優れた脚本、俳優による人間ドラマ、、というだけではなく、舞台となる「カントリー・ハウス」(貴族の豪華な邸宅)のインテリアや調度品、あるいは、そこで暮らす人々の華麗なファッションが、しっかりした時代考証に基づき、当時のまま、もしくは忠実に再現されて、100年前の英国貴族の生活を私達によりリアルに感じさせてくれたからではないでしょうか。

    英国の伝統的な文化、芸術を語る上で、それらが育まれたカントリー・ハウスの歴史を知ることはとても大切です。当講座では、『ダウントン・アビー』を軸に、20世紀初頭のエドワード朝から中世まで遡りながら、インテリア、家具等の歴史的変遷にスポットを当てて英国貴族の文化と歴史について学んでいきます。 又『ダウントン・アビー』以外にも、英国を舞台にした映画、小説、ドラマなどをご紹介しながらお話しさせて頂く予定です。 ドラマや映画をより深く鑑賞したいという方に以外にも、英国アンティークの世界を掘り下げたい!伝統的な英国文化が大好き! という方にも是非ご参加頂ければと思います。

    contents
    • 英国貴族の邸宅「カントリー・ハウス」の歴史(誕生から発展-16世紀〜17世紀)
      カントリー・ハウスが誕生する時代背景と、当時のインテリアを学びます。
    • 英国貴族の邸宅「カントリー・ハウス」の歴史(黄金時代-18世紀)
      ヨーロッパ文化の中心地であったイタリア、フランスの影響を受けて、独自の文化が花開いた時代のお話です。 貴族だけでなく、この時代に台頭してきた「貴族ように裕福な」ミドル・クラスの人々の暮らしにも注目します。
    • 英国家具の歴史と様式の変遷
      ドラマ中に登場する室内の「家具」にフォーカスして、家具様式の変遷をおさらいします。
    • 英国貴族の邸宅「カントリー・ハウス」の歴史(転換期-19世紀〜20世紀初頭)
      ヴィクトリア朝から第一大戦前の、まさに「ダウントン・アビー」の時代を駆け足で。
    種別

    ANTIQUE EDUCATION

     
    講座名 『ダウントン・アビー』で学ぶ英国貴族の文化と歴史〜カントリー・ハウスのインテリアとその魅力
    講師 木本玲子
    日時 全3回 各回(水) 19時〜21時
      @6/20 A7/11 B7/25
    会場 ジェオグラフィカ3F ライブラリー教室アクセス
    受講料 全3回 15,000円
    ※欠席の場合は、収録DVDで各自学習ください。(1000円/1回)
      単発の受講料 6,000円
    ※連続受講前提の講座のため、各回の内容は講師の判断で前後します。連続受講への切替可。

    木本玲子(きもと れいこ)

    明治学院卒業後、ロンドンのインチボード・スクール・オブ・デザインにてインテリア史を学ぶ。帰国後アンティーク家具店に勤務し、主に販売を担当。2000年、成城にアンティーク雑貨店「attic(アティック)」をオープン。買い付け、販売のエキスパート。http://www.facebook.com/attic.antiques.seijo
    木本玲子
    ANTIQUE EDUCATION

    アフタヌーンティーの銀器

    講師:大原千晴

    contents
    • 第1回 貴族のシルバーウエアとカントリーハウスの四季の暮らし
    • 第2回 ヴィクトリア時代からのアッパークラスのシルバーウエア鑑定
    種別

    ANTIQUE EDUCATION

     
    講座名 アフタヌーンティーの銀器
    講師 大原千晴
    日時 全2回 各回(土) 15時半〜17時半
      @7/21 A8/4
    会場 経堂教室教室アクセス
    受講料 全2回 10,000円
    ※欠席の場合は、収録DVDで各自学習ください。(1000円/1回)
      単発の受講料 6,000円
    ※連続受講前提の講座のため、各回の内容は講師の判断で前後します。連続受講への切替可。

    大原千晴(おおはら ちはる)

    「英国骨董おおはら」店主。骨董銀器専門家。食文化ヒストリアン。早稲田大学法学部卒業。料理研究家の母・大原照子氏がイギリスに転居したのを機会に、日本と英国を行き来する生活が始まる。その過程で骨董銀器の魅力に開眼し、1991年「英国骨董おおはら」開業。著書に「食卓のアンティークシルバー」(文化出版局)、「アンティークシルバー物語」(主婦の友社)、「名画の食卓を読み解く」(大修館書店)。http://www.ohara999.com/
    大原千晴
    ANTIQUE EDUCATION

    モダンに活かすアンティーク〜インテリア上級者のテクニック

    講師:福西弘美

     

    ミニマルでもなくクラシックでもないミックスモダン。最近の海外のインテリアは、快適なソファなどすっきりとした現代的な家具と壁面一杯の棚にあえてリュスティックなオブジェや印象的なアンティークを数点アクセントに使うミックススタイルが人気です。ヨーロッパだけでなくニューヨークでも古い物件を何度もフルリノベーションした経験を持つ講師が、日本のインテリアにも活かせるアンティークの飾り方の事例をご紹介。くつろぎを追求した知的で大人なインテリアを提案します。

    種別

    ANTIQUE EDUCATION

     
    講座名 モダンに活かすアンティーク〜インテリア上級者のテクニック
    講師 福西弘美
    日時 【都合によりキャセル】 9/29(土) 15時〜17時
    会場 経堂教室教室アクセス
    受講料 5,000円(お茶、お菓子付き)

    福西弘美(ふくにし ひろみ)

    米国駐在(LA)を経て、30代前半、NYの不動産管理会社に転職し、NYマンハッタンで自身のマンションを購入。それをきっかけに欧米スタイルのインテリアに強い関心を抱く。その後パリ留学、オークションハウス、クリスティーズでフランス美術史を学んだ後、東京目黒区碑文谷でアンティーク家具の輸入、インテリアサービス業を起業。一時期ベルギーに移住するなど長い海外生活を経て2012年に帰国。現在は大阪中之島にてライフスタイルショップ、「エルス」を運営する傍らインテリアデザインに従事。輸入ファブリックを用いたカーテンの製作、インテリアのオブジェ買付を通じて、法人・個人顧客に広くインテリアアドバイスを行う。http://www.eurolifestyle.net (オンラインショップ) http:// www. elsdesign.net (インテリアサービスサイト)
    福西弘美
    ANTIQUE EDUCATION
    憧れのヨーロッパ・アンティーク 〜 アンティーク誕生の舞台裏 時代の芸術スタイルを深く理解する

    TV番組『ダウントン・アビー』で解き明かす古き良き英国文化―ヴィクトリア朝〜エドワード朝〜第一次大戦まで

    講師:木本玲子

    ダウントン・アビー英国文化エドワード7世プリンス・オブ・ウェールズデンマークアレキサンドラ女王インテリアファッションリーダーモダンヴィクトリア女王

    英国の黄金期を築き上げたヴィクトリア女王の陰に隠れ、語られることの少ないエドワード朝。しかし、意外にも多くの英国人はこの「古き良き時代」をノスタルジックに懐かしがるのだといいます。英国きってのダンディーとしても知られたエドワード王とデンマーク王室からお輿入れしたお洒落なアレキサンドラ女王。 人々の暮らしがクラシックから新しい時代に大きく変化するエドワード朝をテレビ番組『ダウントン・アビー』を通して探ります。

    contents
    • クラシックなヴィクトリア時代から受け継がれた暮らしとそこで用いられたアンティークの数々 インテリアからテーブルウエアまで
    • モダンへの変革 新しい暮らしのなかで誕生したアンティークの数々
    • アーツ・アンド・クラフト VS アール・ヌーヴォー
    • ファッションリーダーだった王とお妃
    • 英国の伝統と独自性&外国からもたらされたもの
    種別

    ANTIQUE EDUCATION

     
    講座名 TV番組『ダウントン・アビー』で解き明かす古き良き英国文化―ヴィクトリア朝〜エドワード朝〜第一次大戦まで
    講師 木本玲子
    日時 全3回 各回(水) 19時〜21時
      A11/14    @10/31 B11/28*都合によりキャンセル  
    会場 経堂教室教室アクセス
    受講料 全3回 15,000円
    ※欠席の場合は、収録DVDで各自学習ください。(1000円/1回)
      単発の受講料 6,000円
    ※連続受講前提の講座のため、各回の内容は講師の判断で前後します。連続受講への切替可。

    木本玲子(きもと れいこ)

    明治学院卒業後、ロンドンのインチボード・スクール・オブ・デザインにてインテリア史を学ぶ。帰国後アンティーク家具店に勤務し、主に販売を担当。2000年、成城にアンティーク雑貨店「attic(アティック)」をオープン。買い付け、販売のエキスパート。http://www.facebook.com/attic.antiques.seijo
    木本玲子
    ANTIQUE EDUCATION

    装飾で見極めるアンティーク家具鑑定

    講師:黒瀧道信

    マーケットリー彫刻英国アンティーク家具鑑定インレイブール様式修復家

    実際にアンティーク家具を見ながらそこに用いられた装飾から時代背景や逸品を見極める鑑定方法を学びます。技法の製作方法や時代ごとの代表的な家具も紹介解説します。
    *オルモルマウントは18世紀からフランス家具に使われた鋳造した装飾部品で、ブロンズに金メッキが施されているものです。

    contents
    • 1回目 彫刻に関わる技法(彫刻、ギルディング、ペイント、オルモルマウント)
    • 2回目 マーケトリーに関わる技法(マーケトリー、インレイ、ターニング、モールディンク、パピアマシェ)
    種別

    ANTIQUE EDUCATION

     
    講座名 装飾で見極めるアンティーク家具鑑定
    講師 黒瀧道信
    日時 全2回 各回(水) 19時〜21時
      @11/21 A12/5  *都合によりキャンセル
    会場 ジェオグラフィカ3F ライブラリー教室アクセス
    受講料 全2回 10,000円
    ※欠席の場合は、収録DVDで各自学習ください。(1000円/1回)
      単発の受講料 6,000円
    ※連続受講前提の講座のため、各回の内容は講師の判断で前後します。連続受講への切替可。

    黒瀧道信(くろたき みちのぶ)

    英国アンティークディーラー協会認定家具修復士。ノッティンガム州ベース・フォード・カレッジを皮切りに、7年に及ぶ英国留学、修行中にアンティーク家具の修復と保存技術を学び、木彫刻による特注家具製作を修練する。帰国後、2000年より横浜市青葉区に工房を構え、家具の修復、製作を手がける一方木彫刻教室を主宰する。近年では東京都庭園美術館の所蔵品調査、修復、復元などを手掛ける。専門は18世紀のヨーロッパ家具。http://www.kurotakimichinobu.com/
    黒瀧道信
    ANTIQUE EDUCATION
    憧れのヨーロッパ・アンティーク 〜 アンティーク誕生の舞台裏 時代の芸術スタイルを深く理解する

    教養の源〜イタリア・ルネサンス時代のメディチ家の暮らし

    講師:中川真貴

    カトリーヌ・ド・メディチイタリアフィレンツェルネサンスフランスフランソワ1世芸術ピッティ宮殿文化教養

    ルネサンス時代のイタリアでは、メディチ家によって芸術が開花し、文化の礎が築かれました。その文化は、後にフランス、イギリスへと流れ、現在でも世界の教養の源として語り継がれています。メディチ家の暮らしを通して、結婚や出産といった人生の節目の一大イベントで重要な役目を果たしたアンティークについて語ります。また、ルネサンス文化がフランスやイギリスに伝わった時代とそのスタイルについてお話しします。

    また、1月20日まで上野・国立西洋美術館で開催中の「ルーベンス展〜バロックの誕生」をより楽しむためのプレクラスとして、フランスにお嫁入りしたマリー・ド・メディシスと画家ルーベンスの関係についてもお話する予定です。 http://www.tbs.co.jp/rubens2018/

    contents
    • 1 ルネサンス・メディチ家に学ぶ人生を彩るアンティーク
      -- メディチ家とは?
      -- メディチ家以前のイタリア中世の衣食住はどうであったか?
      -- メディチ家が住んでいたピッティ宮殿での生活からアンティークを見る
      -- メディチ家を始めとした富裕貴族層の生活、ファッション、住居、建築からアンティークを見る
    • 2 メディチ家に嫁入りした女性達がもたらしたフレンチ・ルネサンススタイル
      -- 結婚の儀式
      -- フランス王族にお嫁入りした二人のメディチ家のプリンセスは何をもたらしたか?そのスタイルとは?
      -- ロワール河川に点在するルネッサンススタイルのお城とは?
      -- ルネサンススタイルのフォンテンブロー城とは?
    • 3 紀元前ギリシア・ローマから派生したルネサンスとそのリヴァイヴァルであるネオ・クラシシズムスタイル
    • -- グランドツアーで英国人が持ち帰ったイタリアのルネサンス文化とは?
    種別

    ANTIQUE EDUCATION

     
    講座名 教養の源〜イタリア・ルネサンス時代のメディチ家の暮らし
    講師 中川真貴
    日時 全3回 各回(水) 19時〜21時
      @1/9 A1/23 B2/6
    会場 経堂教室教室アクセス
    受講料 全3回 15,000円
    ※欠席の場合は、収録DVDで各自学習ください。(1000円/1回)
      単発の受講料 6,000円
    ※連続受講前提の講座のため、各回の内容は講師の判断で前後します。連続受講への切替可。

    中川真貴(なかがわ まき)

    同志社大学卒、米国ミシガン大学、フィラデルフィア芸術学院卒。フィレンツェ、パラッツオ スピネッリ芸術学院にて西洋骨董研究科卒。オーストラリア大使館勤務などを経て、1993年からフィレンツェ在住。美術史や西洋骨董の研究、また通訳、コーディネーターとしてもイタリアだけでなく、各国で幅広く活動している。
    中川真貴
    ANTIQUE EDUCATION

    王妃たちの陶磁器

    講師:大平雅巳

    マリー・アントワネットポンパドゥール公爵夫人マリア・テレジアエカテリーナ女王ロシアウィーンフランスドイツマイセン陶磁器王妃セーヴル

    美しいテーブルウェアや花器が女性たちの憧れなのは、今も昔も同じでしょう。 18世紀、ヨーロッパで磁器が作られるようになると、各地の王侯たちは競って磁器を蒐集、製造するようになります。 とくに王妃や王女といったセレブの女性たちにとって、磁器や磁器工場を所有することはステータスシンボルでもありました。 この講座では、磁器を愛し、磁器に魅せられた王妃や王女たちを案内役に、18世紀から19世紀の名窯と名品をたどります。


    ポンパドゥール夫人の好みで作られたと思われるセーヴル磁器の造花
    種別

    ANTIQUE EDUCATION

     
    講座名 王妃たちの陶磁器
    講師 大平雅巳
    日時 1/19 (土) 15時〜17時
    会場 経堂教室教室アクセス
    受講料 5,000円

    大平雅巳(おおひら まさみ)

    早稲田大学第一文学部美術史学専攻卒業。西洋陶磁史家。長年、美術専門の編集者として、陶磁器や考古学関係の書籍を編集するかたわら、現地調査を重ねるなどして、ヨーロッパ陶磁を専門に研究し、著作を発表している。2000年に日本で開催された「英国陶工の父 ジョサイア・ウェッジウッド」展の日本側監修者。著書に「Coffee or Tea マイセン」(共著、美術出版社)、「英国陶工の父 ジョサイア・ウェッジウッド」(共著、キュレイターズ)、「すぐわかるヨーロッパ陶磁の見かた」(東京美術)、「西洋陶磁入門」(岩波新書)、「マイセン」(共著、玉川大学出版部)がある。
    大野麻里
    ANTIQUE EDUCATION

    紀元前からアール・デコスタイルまで アンティーク・ジュエリーの変遷
    〜NY,メトロポリタンミュージアム「JEWELRY BODY TRANSFORMED」 展開催を記念して

    講師:有川一三

    護符として誕生したジュエリーは、その後、身につける者の権威と権力の象徴となり、女性の魅力引き立てる装身具へとその役割を変えてきました。世界にたったひとつの価値あるアンティーク・ジュエリーを実際目にしながら、ジュエリーの辿った美の歴史とそこに込められた人々の願いをアルビオンアート、有川一三社長が語ります。今回は、アルビオンアート社が公式スポンサーになっているNY,メトロポリタンミュージアムの展覧会「JEWELRY BODY TRANSFORMED」(〜2019年2月24日)の舞台裏についてもお話いただく予定です。

    種別

    ANTIQUE EDUCATION

     
    講座名 紀元前からアール・デコスタイルまで アンティーク・ジュエリーの変遷 〜NY,メトロポリタンミュージアム「JEWELRY BODY TRANSFORMED」 展開催を記念して
    講師 有川一三
    日時 1/30(水) 18時半〜20時半
    会場 「アルビオンアート」赤坂・アーク森ビル イーストウイング13階  http://www.albionart.com
    受講料 6,000円

    有川一三(ありかわ かずみ)

    アルビオンアート株式会社、代表取締役社長。アルビオンアート・ジュエリー・インスティチュート(AAJI)を設立し、ジュエリーと芸術・文化の交流に広く貢献している。2005年より東京芸術大学非常勤講師(ジュエリー史担当)。2009年フランス政府より芸術文化勲章シュヴァリエ叙勲。http://www.albionart.com/
    大野麻里
    ANTIQUE EDUCATION
    憧れのヨーロッパ・アンティーク 〜 アンティーク誕生の舞台裏 時代の芸術スタイルを深く理解する

    フレンチ・エレガンスの代名詞〜現代パリに息づく、マリー・アントワネット趣味

    講師:石澤季里

    マリー・アントワネットヴェルサイユ宮殿プティ・トリアノンパリクリスチャン・ディオールリバイバル様式新古典主義ロココルイ16世ファッションインテリアフレンチ・エレガンスアール・ド・ヴィーヴル手仕事

    18世紀、ヴェルサイユ宮殿に誕生した「アール・ド・ヴィーヴル(芸術的な生き方作法)」の精神。その教えを全うし、時代の先端を行くファッションリーダーとして、王室工房の作った類稀な手仕事を内外に戦略的に広めたのが王妃マリー・アントワネットでした。現在も内外の美術館や古城で、フランスの黄金時代の手仕事を観ることができるのは、他でもない王妃の功績です。そしてまた、王妃の趣味は、フレンチ・エレガンスの代名詞としていつの時代にも私たちを魅了し続けています。現代のパリに息づくマリー・アントワネット趣味、そしてその趣味を味方に活躍する、パリのクリエーターに学びましょう。

    contents
    • イングリッシュ・ガーデンからゴール風ドレスまで、王妃に倣う自然派志向の波
    • モンテーニュ通りに「トリアノン」を再現した、クリスチャン・ディオールの野望
    • 憧れのパリ・ブランドに宿るマリー・アントワネット趣味
    種別

    ANTIQUE EDUCATION

     
    講座名 フレンチ・エレガンスの代名詞〜現代パリに息づく、マリー・アントワネット趣味
    講師 石澤季里
    日時 全3回 各回(水) 19時〜21時
      @2/20 A3/6 B3/20
    会場 経堂教室教室アクセス
    受講料 全3回 15,000円
    ※欠席の場合は、収録DVDで各自学習ください。(1000円/1回)
      単発の受講料 6,000円
    ※連続受講前提の講座のため、各回の内容は講師の判断で前後します。連続受講への切替可。

    石澤季里(いしざわ きり)

    プティ・セナクル代表、ジャーナリスト 5年にわたるフランス生活でフレンチ・アンティークについて学び帰国。2000年からプティ・セナクル(旧アンティーク・エデュケーション)を開校。アンティークの鑑定および作られた時代背景を学び、優れた工芸品に触れる喜びと日常に取り入れる楽しさ、また、貴族やアッパークラスの生活を通してヨーロッパの生きた歴史文化に触れる場を提供している。著書に「パリ&パリから行くアンティーク・マーケット散歩」(CCCメディアハウス)、『フランス手仕事、名品の物語〜マリー・アントワネットが愛した職人技』(大修館書店)ほか。
    大原千晴
    ANTIQUE EDUCATION

    アンティーク・シルバーの世界 舐めるように学ぶ銀器入門 1&2

    講師:大原千晴

    アンティーク・シルバー刻印英国テーブル・ウエア

    欧州の食卓文化の中で銀器は、ちょっと特別な位置を占めています。銀器の歴史は、食文化の歴史、宴席の歴史、銀器工芸の歴史等々、 実に様々な要素がその背景に秘められています。その多様な奥深い世界との関係を重視しながら、欧州銀器、特にその代表的存在である英国銀器を中心に、その魅力をお話します。 銀器を通して見えてくる、彩りの豊かな歴史絵巻。毎回、時代の雰囲気が実感できる多数の画像を提示。そんな時代絵巻を楽しむうちに、いつしか銀器の歴史背景が理解できる。そんなお話を致します。また、毎回、印刷資料も配布致します。

    contents
    • 銀器入門1
    • 欧州銀器の基本:その始まり 銀器って、どんなものがあるの?
      銀器は家の象徴、その言葉の意味するところは? 
      英国銀器:18世紀初頭〜20世紀初頭のデザインの変遷
      英国銀器:刻印の意味と読み方
      欧州銀器:多様な刻印の基本
      食卓文化:銀器を知るには、それが使われた食卓の文化を知る必要あり 銀器が使われた宴席の面白さ
    • 銀器入門2
    • 実際の食卓で、どのような形で、どのような銀器が使われたのか。その代表的な2つの場合に焦点を絞ってお話します。
       アフタヌーンティーと銀器:女性中心のお茶の面白さ
       ディナー・パーティーと銀器:現代の食卓マナーの原点、その面白さ
      純銀と銀メッキ:何がどう違う?
      英国を含めて欧州で銀器の使われた宴席の歴史の面白さ。
    種別

    ANTIQUE EDUCATION

     
    講座名 アンティーク・シルバーの世界 舐めるように学ぶ銀器入門 1&2
    講師 大原千晴
    日時 全2回 各回(土) 15時〜17時
      @3/2 A3/16
    会場 経堂教室教室アクセス
    受講料 全2回 10,000円
    ※欠席の場合は、収録DVDで各自学習ください。(1000円/1回)
      単発の受講料 6,000円
    ※連続受講前提の講座のため、各回の内容は講師の判断で前後します。連続受講への切替可。

    大原千晴(おおはら ちはる)

    「英国骨董おおはら」店主。骨董銀器専門家。食文化ヒストリアン。早稲田大学法学部卒業。料理研究家の母・大原照子氏がイギリスに転居したのを機会に、日本と英国を行き来する生活が始まる。その過程で骨董銀器の魅力に開眼し、1991年「英国骨董おおはら」開業。著書に「食卓のアンティークシルバー」(文化出版局)、「アンティークシルバー物語」(主婦の友社)、「名画の食卓を読み解く」(大修館書店)。http://www.ohara999.com/
    大原千晴

     

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    アルビオンアート
    lecoledesartistes
    これから愉しむアンティーク ヴィクトリア朝
    2012年6月8日発売
    「これから愉しむアンティーク ヴィクトリア朝」(メディアパル) 監修:プティ・セナクル/蜷川浩史・石澤季里・大原千晴・木本玲子・中島正晴、文:植田裕子/石澤季里