• マダム・ジジからの手紙

    フランス・ロワール地方の古城に暮らす伯爵夫人、マダム・ジジからプティ・セナクルへ届いたメッセージをご紹介しています。

    パリの日常〜スパとルーヴル
    2010年4月19日

    冬の寒さを耐えられるようにスパに行ってきました。 タラソ・セラピーは健康やストレス軽減、たるんだ身体を元に戻す、そして女性にとって自身をケアするためのプログラムです。 タラソには水のトリートメント、マッサージ、ヨガ、ダイエット、アレルギー軽減、水ジム、水泳などが含まれ、これらをフランスで一番巨大な温水プールでします。帰る頃には気分は最高!そして、すごくリラックスできました。ホテルはそこまで豪華ではありませんでしたが、居心地がよかったです。ホテルの若いシェフは天才的で、私は革新的で発明的なレシピで作られた鮮魚を毎昼、毎夜おいしく食べました。

    THERMES MARINS SAINT-JEAN-DE-MONTS (テルム・マラン・サン・ジャン・ド・モン)
    http //www.thermes-st-jean.com

    3月のパリに私にとって一番大変な月です。
    なぜなら、今までの5カ月間の寒さを考え、冬が終わっても春が来ている途中なので3月は寒いままなのです。でもパリではする事はたくさんあります。帽子、手袋、銀色の狐のファーなどで着こまなくてはいけないのは問題ですが、私は出かけて寒さに直面できます。

    私は、友人とお茶しに行くために有名なパレ・ロワイヤル、通常都市の中心の静かな平和な場所に会うのに行く途中でした。パレ・ロワイヤルに行くために1番線のチュイルリー駅で止まり、ルーヴルのクール・カレを横断しなくてはいけませんでした。また、ルーヴルの中庭も直接ポン・デ・ザー、セーヌにかかる弓形の歩道橋からアクセスしやすいです。

    元気よくクール・カレを歩いていると、私はルイ・ヴィトンによるファッションショーがちょうど終わった中庭の中心にある一時的に建てられたなテントに出くわしました。全員6フィートのモデル達がテントから出てくるところでした。通行人は写真を撮り、プロのカメラマンが至るところにいて、有名なセレブの方々の黒のリムジンが止まっていました。すごい幸せな偶然でした。

    gigi

    マダム・ジジ プロフィール

    GIANNE DE GENEVRAYE (ジャンヌ・ド・ジュヌブライ)

    狩猟で有名な、ロワール地方、ソーミュールにほど近い「レ・ゾーベール」の森を所有する貴族、ド・ジュヌブライ伯爵夫人として消えつつある18世紀貴族の暮らしを今に残す生活を続けると同時に、アーティスト名、ハーパーでプロの画家としての制作も続けている。アメリカ、ヨーロッパ各地から個展を開催する傍ら、「SUNDAY」等のアートブックを出版。1990年、アメリカン・アカデミー・オブ・ローマ招聘アーティスト。

    また、アメリカ独立戦争に関わった家族の末裔が中心になる活動「DAR」やロワール地方で毎夏開催されるイベント、オペラ・ボウジェ、等、音楽家や芸術家のパトロナージュを募る各種団体でメセナ活動を行っている。

    マダム・ジジのウェブサイト

     


    『マダム・ジジに教わる〜フレンチ・マナーなおもてなし』
    「Bon Chic vol.2 (別冊PLUS 1 LIVING・主婦の友社)  2010年3月」


    『フランス的美生活』
    「グレース(世界文化社)2007年10月号」


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